賃貸なら初期費用は安い
賃貸なら少ない初期費用で生活を始められるのがメリットです。住居を確保する方法として購入するという選択肢もありますが、賃貸に比べると初期費用が高くなることは否めません。購入するときには住宅ローンを利用することも可能です。頭金として総額の2割くらいは用意しなければならないのが一般的です。例えば、5000万円の住宅を購入して住む場合には1000万円の頭金が必要になります。さらに住宅ローンの事務手数料や印紙代などもかかるので大きな負担になるのは事実です。賃貸でも初期費用はかかりますが、家賃の数ヶ月分と火災保険料やクリーニング代程度で済みます。物件によっていくら必要かは違うものの、数十万円程度で済むのが一般的です。
初期費用の注意点とは
賃貸の初期費用は交渉によって大きく変わるので注意しましょう。物件によっては前家賃として1か月分、礼金や敷金として6か月分くらいを請求されることがあります。さらに鍵交換代、クリーニング代なども請求されてしまい、百万円くらいになることも稀ではありません。それでも住宅を購入するのに比べれば初期費用が安くて済みますが、もっと負担を減らしたいと思うのがもっともなことでしょう。初期費用の中で礼金や敷金は交渉次第で減らせることがよくあります。鍵交換代やクリーニング代も交渉できる可能性があるので、積極的に交渉をして安く済ませられるようにしましょう。仲介手数料も無料や半月分にしてくれることがあるので交渉してみるのがおすすめです。